開催概要ABOUT

学会名 第35回奈良県理学療法士学会
テーマ 「地域に根ざした理学療法の未来を創る 
~人材育成と連携の深化~」
会期 令和8年7月5日(日)|  8:30~17:00
会場 奈良県産業会館(JR高田駅徒歩1分)
会長 吉田 陽亮
(奈良県西和医療センター)
準備委員長 鴨川 浩二
(南奈良総合医療センター)
主催 (公社)奈良県理学療法士協会
お問い合わせ E-mail:naragakkai35@yahoo.co.jp

学会長のイメージ画像

学会長挨拶VOICE

近年、理学療法の分野では専門性の高い関連学会が多数存在し、それぞれが高度な知識や技術を共有する場となっています。また、オンライン環境の普及により、奈良県にいながら全国の学会へ参加する機会も増えました。
このような状況の中で奈良県学会の存在意義は何か-県内の理学療法の質を向上させ、ネットワークを強化することにあります。具体的には、以下の3つを目的としています。

  1. 奈良県内の理学療法士同士の交流・関係づくり
    • 施設間のつながりを強化し、地域全体の理学療法の質を向上させる。
    • 知識や技術を共有し、日々の臨床に役立てる機会を提供する。

  2. 若手理学療法士の育成と学術活動の促進
    • 研究発表の登竜門として、若手が発表しやすい場を提供する。
    • 学術活動への関心を高め、研究の継続を支援する。

  3. 多職種連携の推進
    • 異なる専門職との協力を促進し、包括的な医療・介護の提供につなげる。
    • チーム医療の実践に向けたネットワーク構築を支援する。


当日は、地域リハビリテーションにおける新たな視点を得られる特別講演や、入院関連能力低下(HAD)への対策とこれからのリハビリテーションの在り方を議論するシンポジウムを開催します。また、多様な分野にわたる教育講演も行われ、日々の臨床や研究活動に活かせる最新の知見を共有します。
さらに、参加者同士の交流を深める場として『カフェコーナー』を設け、情報交換の機会を充実させます。
本学会を通じて、奈良県の理学療法士が互いに刺激し合い、より質の高い理学療法を提供できる環境を築くとともに、多職種連携を推進し、地域医療の発展に寄与することを目指します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。